モルモットは集団で生活していたため鼻をつけあってあいさつするなど社会性があると言われています。
「それじゃあ一匹だけだと寂しくなったりしないの?」
こういった疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
そこで今回はモルモットは一匹だけで飼っても大丈夫なのかについて解説していこうと思います。
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結論
一匹のみで大丈夫
むしろ多頭飼いのほうがかえってリスクが高くなるのでオススメしない
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本来は群れで生活していた
まず前提知識としてモルモットは群れで生活していた動物です。
色んな鳴き声や仕草で表現することができるのはそうした群れの中でコミュニケーションをとる必要があったからと言われています。
一匹のみでも大丈夫
「群れで生活していたなら多頭飼いの方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、結論の通り、一匹のみでも問題ありません。
実際にモルモットを一匹のみで飼っていて、特に寂しそうにしている様子などはなく、これといったデメリットは見つかりませんでした。
なのでこれからモルモットを飼おうとしている人やすでに飼っていてもう1匹飼ったほうがいいのか悩んでいる人は安心していただければと思います。
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多頭飼いのデメリット
ここからはむしろ多頭飼いをオススメしない理由について解説していきます。
その理由は主に以下の4つです。
- ケンカ
- 予期せぬ繁殖行為
- 飼い主へのなつきにくさ
- 部屋の広さ
ケンカ
多頭飼いは寂しさを防げるどころかケンカをすることがあります。
特にオス同士の場合は血まみれになるまでケンカをしてしまうこともあるそうです。
社会性があるがゆえのデメリットなのかもしれません。
もちろん全てのモルモットがケンカをし合うということではありませんがケンカをする可能性がある以上、一緒に飼うというのは難しいでしょう。
メス同士のほうがケンカをしにくい傾向にあるのでどうしても多頭飼いがしたいならメス同士がオススメです。
予期せぬ繁殖行為
モルモットは繁殖しやすい生き物です。
意図的に繁殖させるなら問題ありませんが、そういった目的はない人がほとんどではないでしょうか。
また、仮に同じ性別同士で飼っていると思っていてもペットショップのミスでオスとメスを飼っている可能性もあります。
なので予期せぬ繫殖行為の可能性も多頭飼いのデメリットと言えます。
飼い主へのなつきにくさ
「たくさんのモルモットと触れ合いたい」
こういった気持ちから多頭飼いをする人もいるそうです。
ですが、その理由で多頭飼いをすることはオススメしません。
なぜなら、多頭飼いをするとモルモット同士での社会が中心になり、飼い主にはなつきにくいと言われているからです。
もちろんなつき具合がすべてではありませんが、やっぱりなついてくれるとうれしいですからね(笑)
なのでなついてほしい、たくさんふれあいたいという人には多頭飼いはデメリットになってしまいます。
モルモットはどうすればなつく?なつくまでの期間・なついている証拠は?
部屋の広さ
多頭飼いと言ってもいきなり同じ場所に放つことは基本的にはありません。
隣同士にケージを置いてお互いの様子を観察し共同スペースを作っても大丈夫かどうかを判断する必要があるからです。
なので1匹につき1つのケージを用意しなければいけません。
そしてその分部屋を圧迫するので、十分な部屋のスペースがなければそもそも多頭飼いをすることは厳しいでしょう。
おわりに
以上のことから多頭飼いよりも単頭飼いのほうがオススメです。
一匹のみでもしっかりと飼い主がコミュニケーションをとっていれば寂しさはカバーできますし、ふれあう時間が多いぶん信頼関係も築きやすくなりますよ。
モルモットについて他にも色んな記事を投稿していますのでもし興味があれば見てみてくださいね。
この記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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