ペットのことはもちろん大事に思っているけどどうしてもお世話をしてあげられない時ってありますよね。
- 急な出張が入った
- 入院することになった
- 育児に大変でモルモットを見る時間がない
- どうしても旅行に行きたい
こういったことから食べ物を多めに置いてあげるといった応急的な対処をとっている人もいるのではないでしょうか。
とはいえモルモットは食欲旺盛なため、多めに置いてあげても牧草や水を切らしてしまうという最悪の事態が起こることもありえます。
そこで今回は色んな理由から一時的にお世話ができない時の対処法を紹介していきます。
先に結論を言っておくと今回紹介する対処法は、ペットシッター・ペットホテル・家族や同居人や知り合いにお願いするの3つです。
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ペットシッター
そもそもペットシッターとは飼い主が一時的にペットのお世話ができなくなった時に代わりにお世話をしてくれるというサービスです。
一連の流れとしては以下の通り。
- 問い合わせ・予約
- 事前の打ち合わせ・家の合鍵を渡す
- 打ち合わせ通りにペットシッターがお世話
- 合鍵の返却・報告書の確認
以下で一つずつ深掘りしていきます。
問い合わせ・予約
問い合わせ・予約の方法は電話やメールが主流です。(ファックスが可能な場合もあります)
電話は受付時間が決まっていてメールなら24時間受け付けているところが多いですが、急ぎで受付時間内なら電話をしたほうが確実でしょう。
サービス内容や見積もりなどの質問で連絡をしてみるのもアリですね。
事前の打ち合わせ・家の合鍵を渡す
お世話内容の確認やモルモットの健康チェックなどを行います。
このことから基本的にペットシッターが自宅に来て打ち合わせをすることになります。
お世話内容の打ち合わせの際にはモルモットの性格やエサの量といった、こうやってお世話をしてほしいという要望と、逆にこの部屋には入らないでほしいと言った禁止事項をしっかり伝えておきましょう。
(例えば、非常に怖がりな性格なのでできるだけ静かにお世話をしてほしい、掃除の順番はここからやってほしい、持病がある、室温の確認など。)
ちなみに料金の支払いはこの打ち合わせ時に行う場合もあれば、後払いの場合もあります。
打ち合わせ通りにペットシッターがお世話
予約をした日の時間にペットシッターが打ち合わせ通りのやり方でモルモットのお世話をします。
繰り返しになりますが、お世話内容の要望は細かく伝えておきましょう。
合鍵の返却・報告書の確認
お世話が終了した後に、合鍵の返却とお世話の詳細やモルモットの様子、糞尿の量といった報告書を渡してもらえます。
合鍵の返却方法は基本的には手渡しですが、店によっては書留で送ってもらえるサービスを行っているところもあります。
およその料金
「お世話をしてくれることはわかったけど高いんじゃないの?」と感じる人もいるのではないでしょうか。
これに関して一回のペットシッターの相場は3,000円〜5,000円程度。
初回に関しては登録料をかけているところが多く、高くなりがちです。
やはりそれなりの値段はかかりますが、モルモットの安全のためにしっかりとした業者を通してお世話をしてもらったほうが安心ではありますね。
オススメのペットシッター3選
ここからはモルモットのお世話が可能なペットシッターのオススメ比較表を見ていきましょう。
ペットシッター | 料金 | 時間 | 特徴 | 対応地域 |
ペットシッターSOS | 2,750円 (初回登録料1,100円) | 1回60分 | ・ペットシッター信頼度の信用調査で第1位獲得 ・認定ペットシッター資格」を取得した人が担当 ・保険加入済み | 宮城・茨城・栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・千葉・新潟・長野・岐阜・愛知・滋賀・京都・大阪・兵庫・鳥取・山口・佐賀・大分・沖縄 |
セワクル | 3,960円 | 1回45分 | ・小動物のシッティング経験がある専門シッターが担当 ・報告書は書面やメールなど好きな方を選べる ・保険加入済み ・全額返金保証 | 東京・千葉・神奈川・兵庫・大阪・京都・愛知・福岡 |
オレンジペットシッター | 3,300円 (30分コースは2,900円) (打ち合わせ費用2,000円) | 1回60分と1回30分の2コース | ・シッター採用の合格率は5%程と厳しい採用基準をとっているため安心して任せられる ・スマホ決済アプリで支払い可能 ・保険加入済み | 東京・神奈川・大阪・兵庫・広島 |
良いところだけを紹介するためにあえて3つに厳選させていただきました。
この中でも特にオススメなのはペットシッターSOSです。
ペットシッター信頼度調査で1位でリピート率も9割と実績が一番あるところなのでとりあえずはここを選んでおけば問題ないでしょう。
ペットシッターのトラブル
ペットシッターに限った話ではありませんが、合鍵を渡すことになるのでトラブルになる可能性は0ではありません。
そのトラブルの内容としては主に以下の3つです。
- 打ち合わせと異なる内容でのお世話
- 不要な場所の立ち入り
- 盗難
打ち合わせと異なる内容のお世話と不要な場所の立ち入りは個人の見解で意見が分かれることがあり、トラブルになりやすいので要注意。
チェックポイント
そのため事前の打ち合わせで要望と禁止事項を細かく伝えることが重要です
また盗難に関しては本当に滅多にないことですが、貴重品は鍵をかけておくなどの対策をとっておきましょう。
ペットホテル
モルモットは警戒心が強く怖がりな性格のため、色んな動物の鳴き声や匂いがするペットホテルはあまりオススメできません。
とはいえどうしてもペットホテルに預けなければいけない事情がある場合は、小動物だけしか入れない部屋が用意されていて、ケージごと預けられるペットホテルもあるためそこを選ぶと良いでしょう。
またペットホテルでは年齢制限をかけているところが多いため、事前確認が必須です。
持参するもの
- 牧草
- ペレット
- かじり木
- 季節によってひんやりマットや暖かい毛布など
牧草とペレットに関しては予約した日数分よりも多く持っていったほうが無難です。
ペットホテルのトラブル
一番よくあるトラブルは、モルモットの特性上、急な環境変化と他の動物によるストレスに弱いため、体調を崩してしまうということです。
また他のトラブルも挙げておくと
- ケガ
- 脱走
- ホテルの内容や対応が思っていたのと違った
ペットシッターと同様に、滅多にない話ではありますがこういったことがあるんだなという風に理解はしておきましょう。
ペットホテルの探し方
ペットホテルは動物病院やペットサロンなど色々なところにあるので、ご自身の近所で探してみるかEPARKペットライフでモルモットが預かり可能なところを探してみてください。
家族・同居人・知り合いにお願いする
一番手っ取り早い方法です。
ペットシッターやペットホテルと比べて、気軽に頼みやすくお世話の仕方もはっきり言いやすいですね。
また、こちらの家でお世話をする方法だけでなく、相手の家でお世話をしてもらう方法もあります。
ただ相手の家でお世話をしてもらう場合はエアコンをつけっぱなしにしてくれるか、適切な置き場所があるか、他にペットを飼っていないかなどの確認を事前にとっておきましょう。
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牧草はとにかく多めにといったことや、ペレットの量、温度管理などのお世話のやり方はメモやラインなどに書いて送っておいたほうが言った言ってないのトラブルも起こりにくいでしょう。
まずはそのような状況を作らないことが大切
ここまで解説しておいてなんですが、可能な限り家を離れないようにしてあげたいところ。
同居人と一緒にお世話をしている場合はほとんど問題ないかと思いますが、そもそもひとり暮らしをしている場合や自分だけでお世話をしている場合はそうもいきません。
もちろん出張や、入院などは生活のために仕方ないことですが、旅行に関してはできればガマンしてモルモットに付き添ってあげたいですね。
おわりに
今回は旅行・出張・育児などで一時的にお世話ができない時の対処法として、ペットシッター・ペットホテル・家族や同居人や知り合いにお願いすることを紹介させていただきました。
家を離れなければいけない事情はたくさんあって、離れるとなるとモルモットが心配でなりませんよね。
この記事で離れたくても離れなければいけない状況ではどうすれば良いかが少しでも参考になっていれば幸いです。