この記事を読みにこられたということはモルモットがうんちを食べて心配になっている方なのではないでしょうか。
そういった方のために先に結論を言っておくとモルモットは食糞といってうんちを食べる行為をすることは普通にあるので心配しなくても大丈夫です。
とはいえモルモットはなぜ食糞をするのかも知っておくと今後のモルモットライフがより安心になるのも事実。
そこで今回はモルモットの食糞について徹底解説していきたいと思います。
この記事の流れ
- 食糞とは
- モルモットがうんちを食べる理由
- 盲腸便と普通のうんちの違い
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食糞とは
食糞をストレートに表現するとうんちを食べることです。
うんちの中には盲腸便と呼ばれるうんちがあり、それにはビタミンBやタンパク質が残っています。
それをモルモットが食べて再度栄養を取り入れるのです。
上の動画のように直接肛門に口をつけて食べます。
パッと見ただけだと毛づくろいをしているのかなと思ってしまいそうですね。
チェックポイント
中には食糞をやめさせようとする方もいますがモルモットの食糞はいたって自然の行為なので止めないようにしてあげてください。
ちなみに食糞はモルモットだけがする行為ではなく
- うさぎ
- デグー
- チンチラ
といった他の小動物も栄養補給のためにうんちを食べます。
モルモットがうんちを食べる理由
モルモットがうんちを食べる理由は腸で充分に取れなかった栄養を再度取り込むためです。
「エサが足りていないのかな?」と思われるかもしれませんが、基本的にエサが足りていても食糞はします。
上記の3つの環境で飼育していればエサが足りていないということはないでしょう。
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ちなみに野菜の中でもレタスは水分量が多く、与え過ぎると下痢になりやすいので注意してください。
盲腸便と普通のうんちの違い
モルモットは盲腸便と普通のうんちの2種類のうんちを出します。
ここではその2種類のうんちの特徴を紹介していきます。
盲腸便
モルモットがうんちを食べるのはこの盲腸便と呼ばれるうんちの方です。
盲腸便は肛門から直接食べることがほとんどなのであまりお目にかかることがありません。
盲腸便の特徴としては
- 栄養たくさん
- やわらかめ
- ニオイが強め
といったことが挙げられます。
先ほどお伝えした通りモルモットの食糞は自然の行為なので止めないようにしましょう。
食糞を知らない方からすると衝撃的な行為ですよね。
普通のうんち
普段からよく見るうんちのほとんどが普通のうんちです。
普通のうんちは盲腸便と比べて以下の特徴があります。
- 栄養素がない
- 硬く、しっかりしている
- 近づかないとニオイがしない
またオスとメスではうんちの形が違うところも豆知識として持っておくと役に立つかもしれません。
おわりに
今回はモルモットの食糞について紹介させていただきました。
結論、モルモットの食糞は至って普通の行為なので気にしなくても大丈夫ということになります。
盲腸便ではなく、落ちている普通のうんちを何度も食べる場合はエサが足りていない可能性があるので常に食べられるくらいの牧草を用意してあげましょう。