【モルモット】他の動物と一緒に飼う相性リスト【仲良く同居できる?】

モルモットはずんぐりむっくりな体型でお尻をフリフリしながら歩いてなんとも可愛い動物ですよね。

中には「モルモットと他の動物が仲良くしているところが見れたらもっと幸せなんじゃないか」と思う方もいるのではないでしょうか。

ただ実際のところはモルモットは天敵が多く、性格も臆病であることから他の動物を一緒に生活するのはなかなか難しいところ。

とはいえ全ての動物と完全に一緒に飼うことはできないというわけでもありません。

そこで今回は次のような流れで話を進めていきたいと思います。

  • モルモットは他の動物と一緒に飼うことはできるのか
  • 他の動物と一緒に飼う時の注意点
  • モルモットと動物それぞれの相性を個別に解説

最悪の事態にならないようにモルモットと他の動物の性格や習性をしっかりと理解しておきましょう。

相性を確認したい動物が決まっている場合は目次からその動物名をタップしていただければすぐにチェックできます。

ご褒美用の牧草に

そもそもモルモットは他の動物と同居できる?

ポイント

最初に結論を言ってしまうとほぼ全ての動物はモルモットと一緒に飼うことはできません

「えええ」「マジかよ」という声が聞こえてきそうですが、モルモットは非捕食動物なので他の動物と一緒に飼っていると最悪の場合もあり得ますのでよく調べるようにしましょう。

またYouTubeやSNSでモルモットと他の動物が仲良さそうにしている動画がありますが、あれはごく稀な話です。

飼い主の前では仲良くしていても飼い主がいなくなると豹変することもあり得るので要注意。

実際に対面しなくても他の動物の鳴き声やニオイを感じるだけで警戒してストレスを感じてしまうということも頭に入れておいてください。

以下の表は色んな動物と一緒に飼えるかどうかを○△×で表したものになります。

ハムスターうさぎフェレットデグーチンチラモモンガ鳥類魚類爬虫類昆虫
一緒に飼えるか×

うさぎがダメな理由は後で詳しく解説しますが、ざっくりお伝えしておくと、うさぎにはボルデテラ菌という菌を持っていてこれがモルモットにとって悪影響を及ぼすのです。

モルモットもうさぎも同じ草食動物で、なんとなく似ているところもありますが、一緒に飼わないようにしてください。

他の動物と一緒に飼う時に注意するポイント

「一緒に飼えないと言われてもすでに一緒に飼ってるんですけど、、、」という方もいるのではないでしょうか。

そこでここではどうしてもモルモットと他の動物を一緒に飼わないといけない状況になってしまった時にどうすれば良いのかを紹介していきます。

あくまでもモルモットは他の動物と一緒に飼ってはいけないということは忘れないようにしてください。

他の動物と触れ合う前に必ず石鹸やハンドソープで手を洗う

モルモットに触れた後に他の動物と触れ合う、逆に他の動物に触れた後にモルモットと触れ合う時でも必ず石鹸やハンドソープで手を洗うようにしてください。

動物には人間では気づけないニオイも察知することができます。人間よりも動物の方が嗅覚が優れているためです。

チェックポイント

違う部屋なら大丈夫と思っていてもモルモットを触った後に他の動物と触れ合うと、飼い主の手に残ったモルモットのニオイで「獲物が近くにいる」と勘付かれることがあります。

特に猫は違う動物がいる、ネズミのニオイがすると思うと意地でも探し出してやろうという気持ちになる子もいますので危険度は高いでしょう。

またモルモットとしても他の動物のニオイがあることがストレスの原因になり体調にも影響します

もちろんニオイは手だけでなく、服や手以外の体にも付きますが、少しでもニオイを和らげるようにしてください。

飼育する部屋を分ける

一緒に飼えない動物を飼わなければいけない場合は飼育する部屋を必ず分けましょう。

犬や猫は違う部屋に自分で侵入する可能性があるためモルモットがいる部屋にはドアロックをかけた方が安心です。

  • 飼っている犬や猫がかしこい
  • 万が一の事故が起きるのがイヤ
  • 悲しい思いをしたくない

こういった方はドアロックをつけて少しでも安全性を高めておくことをオススメします。

またデグーやチンチラようにモルモットと一緒に飼える動物でも、お互いのプライバシーや縄張りを守るためケージは必ず分けるようにしましょう。

モルモットと他の動物の相性

動物同士の相性はその子の性格もありますが、メインの決め手となるのはその動物の習性です。

ここからはモルモットと他の動物の相性を個別に解説していきます。

今回相性を解説する動物の種類は以下の通り。

  • ハムスター
  • うさぎ
  • フェレット
  • デグー
  • チンチラ
  • モモンガ
  • 鳥類
  • 魚類
  • 爬虫類
  • 昆虫

順番に見ていきましょう。

ざっくり結論

一緒に飼えない

従順で頭も良く飼い主との信頼関係が築きやすいとされている犬。

ですがモルモットと一緒に飼うことはできません。

その理由は以下の通りです。

  • 本能的に小動物を襲ってしまう場合がある
  • 動くものを追いかける習性がある

モルモットからすると恐怖でしかないような習性ですが、犬にとってはこれが正常な行動。犬は遊んでいるだけのつもりでもモルモットは多大なるストレスと恐怖で最悪の場合も考えられるでしょう

また犬の性格や生活環境によっても事故の起きやすさは変わります。

  • 怖がりな性格
  • 飼育スペースが狭い
  • 子供の頃から他の動物と生活をする経験がない

どれか1つでも当てはまるならなおさら一緒に飼うことが難しいと言っても過言ではありません。

もしどうしても一緒に飼わなければいけない状況なら

  • 必ず違う部屋で
  • 2階建ての家に住んでいるなら1階と2階で分けて

というようにモルモットと犬が絶対に会うことがないような工夫が必須でしょう。

ざっくり結論

絶対に一緒に飼ってはいけない

モルモットと一緒に飼ってはいけない動物の中でも特に危険なのが猫です。(猫自体は可愛いんですけどね)

そもそも猫にとってネズミは捕食対象になるのでモルモットがいることがわかると「なんとしても捕まえてやる」という本能が掻き立てられてしまいます。

またモルモットは嗅覚が鋭いため、近くに猫がいるということがわかります。そのため直接対面することがなかったとしても、猫のニオイで落ち着くことができず常にストレスを抱えてしまうという状況です。

人間に例えると常に近くにクマがいるような感覚でしょう。

賢い猫だと飼い主の前では大人しくして、モルモットと猫だけの空間になった途端に牙をむく可能性も考えられます。

このことから

  • まだ猫をお迎えしていない場合は猫を飼うことを諦める
  • すでに飼っている場合は絶対に同じ部屋で飼わない
  • 違う部屋で飼うにしても必ずドアロックをつけて猫が勝手に他の部屋に入らないようにしておく

これらのことを必ず守って最悪の事態が起こらないように厳重な対策をしてください。

ハムスター

ざっくり結論

条件を満たせば同じ部屋で飼ってもOK

ハムスターは条件を満たせば同じ部屋で飼うことができます。

その条件は以下の2つです。

  • 回し車をサイレントホイールにする
  • 別々のケージで生活させる
  • 回し車をサイレントホイールにする

ハムスターは夜行性で夜でもガンガン回し車を使うことがあります。

怖がりで音に敏感なモルモットは不意に鳴る回し車の音にストレスを感じてしまうので要注意。

またモルモットも夜行性ですが飼い主の生活リズムに合わせる傾向にあるので飼っていくうちに昼行性になりやすいです。そのためモルモットが寝たい時にハムスターが回し車でガンガン遊ぶと寝付けないこともあるでしょう

このことから回し車の音が鳴りにくいサイレントホイールを使って音に敏感なモルモットが安心できる環境を整えてあげることが大切です。

モルモットとハムスターを同じ部屋で飼いたいけどストレスは感じさせたくないという方は試してみてください。

  • 別々のケージで生活させる

サイレントホイールを使うなら同じ部屋でも問題ありませんが、たとえ同じ部屋でもケージは必ず別々にしてあげてください。

別々のケージで飼うべき理由は次の通り。

  • 食の違い
  • 悪意のない噛みつき

ハムスターが食べるものは

  • 牧草
  • チーズ
  • 昆虫

といった様々なものを食べる雑食の動物です。なのでそれらをうっかりモルモットが食べてしまわないように要注意。

またモルモットもハムスターも噛み癖があるので、攻撃目的でなくても噛んでケガをすることが実際にあります。

飼い主としては一緒に遊んでいるところが見たい!という気持ちはありますが、トラブルが起こって悲しいことにならないように別々のケージで生活させてあげましょう。

うさぎ

ざっくり結論

うさぎはボルデテラ菌を持っているため必ず別の部屋で飼う

うさぎはボルデテラ菌を持っていてうさぎ自身には影響がありませんが、それがモルモットに移ると体調に重大な悪影響を及ぼします。

チェックポイント

うさぎとモルモットを同じ部屋で飼うのは絶対にNG。違う部屋で飼う場合でもうさぎが使う食器などを触った後は必ず手を洗うようにしてください。

うさぎとモルモットは

  • 見た目
  • 性格
  • 食べ物

など似ているところが多く、「一緒に飼っても問題ないんじゃないの?」と思ってしまいますが

  • たとえ別々のケージでも同じ部屋では飼わずに別の部屋で飼育する
  • うさぎやうさぎの食器に触れた後は必ず手を洗う

といったことを守り、うさぎからモルモットにボルデテラ菌を移さないように注意してください。

フェレット

ざっくり結論

一緒の部屋では絶対に飼わない

注意

フェレットは肉食動物です。そのためモルモットと対面させるのは絶対にやめてください。

見た目が可愛い上に人間にもよく懐くフェレットですが、そんなフェレットにとってモルモットは完全に獲物です。そのため一緒に飼うのは不可能と言っても過言ではありません。

ケージを分けても同じ部屋で飼っていると

  • モルモットは天敵が常に目の前にいる状態なので非常にストレスがかかる
  • フェレットは獲物が目の前にいるのに仕留められないストレスがかかる
  • お互いの姿が見えていなくてもニオイでいることがわかる
  • 体が細いフェレットがケージをすり抜けてモルモットを襲う可能性がある

といったようにお互いにとってメリットどころがデメリットしかありません。

このことから

  • 同じ部屋では絶対に飼わない
  • 違う部屋で飼っていてもフェレットの毛やニオイを取り除いてからモルモットと触れ合う(逆も同じ)

ということを徹底し、お互いがお互いの存在に気づかないような対策が必須と言えるでしょう。

デグー

ざっくり結論

モルモットが昼行性になった上で、違うケージで、一定の距離を開けられるなら同じ部屋でも飼える

デグーはモルモットと同じく草食動物で齧歯類のテンジクネズミに分類され、似ている部分が多い生き物です。

そのため一緒に生活をしてもそこまで大きな問題にはなりません。

とはいえモルモットとの大きな違いもあるので確認事項としてしっかりチェックしておきましょう。

具体的なモルモットとの違いは以下の3つ。

  • 昼行性
  • 回し車を使う
  • 砂浴びをする
昼行性
モルモットは夜行性、デグーは昼行性です。
そのため生活リズムがバラバラでお互いが寝たい時にうるさくて眠れないということが考えられます。
とはいえモルモットは飼い主の生活リズムに合わせられるので自然と昼行性になりやすく大きなデメリットにはならないでしょう。
回し車を使う
デグーはハムスターのように回し車を使うので、音に敏感なモルモットはストレスの原因になることも。
このことから回し車はサイレントホイールにして極力回し車の音を小さくしてあげることをオススメします。
砂浴びをする
デグーにとって砂浴びはお風呂・健康のため・ストレス発散と欠かせないものです。
砂浴びでは砂の中に潜ったり、掘ったり、砂の上で飛び跳ねたりするのでその分砂も飛び散ります。
なのでその砂がモルモットにかからないようにお互いのケージは距離をあけておいてください

こういったデグーの習性を把握しておけばモルモットと同じ部屋で飼っても大丈夫でしょう。

チンチラ

ざっくり結論

違う部屋で飼うならOK

チンチラは主食が牧草で歯が一生伸び続けるといったモルモットと似た特徴を持っていますが、同じ部屋では飼わずに違う部屋で飼う必要があります。

その理由は次の通りです。

  • 適温の違い
  • 回し車を使う
  • 砂浴びをする
  • ジャンプ力が高い
適温の違い
チンチラの適温は約15℃〜22℃とモルモットに比べて低くなっています
20℃設定にしておけばそこまで問題はありませんが、適温の違いがあることはしっかりと認識しておいてください。
回し車を使う
ハムスターやデグーと同様にチンチラも回し車を使うのでその音がモルモットのストレスの要因となります。
砂浴びをする
チンチラは砂浴びをして体の汚れを落とす特徴があります。
後述しますが、チンチラはジャンプ力が高く、飛び回る傾向にあるので砂も散らばりやすくなります。
その砂がモルモットにかかると当然影響があるので注意してください。
ジャンプ力が高い
チンチラのジャンプ力は非常に高く場合によっては1メートルを超えます
モルモットからすると見知らぬ生き物が上空を飛んでいることはストレス以外の何物でもありませんので、同じ部屋で飼うことは控えましょう。

モモンガ

ざっくり結論

違う部屋で飼うならOK

違う部屋で飼った方がいい理由は以下の2つです。

  • モモンガが飛べること
  • 捕食の可能性

モモンガの最大の特徴は飛べることです。モルモットからすると大きな鳥に見えるので間違いなくストレスの原因になります。

また野生のモモンガは小さいネズミを食べることもありますので一緒に遊ばせるといったこともやめておいてください。

違う部屋で飼っていてもドアが開きっぱなしでお互いの部屋に行き来できないようにしておきましょう。

鳥類

ざっくり結論

違う部屋で飼うならOK

ペットショップではモルモットと鳥が同じスペースで飼育されていますが、あれはモルモットにとってストレスなのでマネしないようにしてください。

小さな鳥でも鳴き声や羽音はモルモットにとって良くありません。モルモットは毎日鳴っている音には、ある程度慣れてくれますがそれでも不意に鳥が羽ばたいた時は警戒します。

厳しいなと思われるかもしれませんが、できる限りお互いの生き物が快適に過ごせる環境を作ってあげましょう。

また鳥と言っても種類が多くサイズも大きく異なります。

小さな鳥ならまだしも

  • フクロウ
  • インコ
  • オウム

のような大きな鳥はモルモットにとっては天敵です。

チェックポイント

フクロウ・インコ・オウムなどの大きな鳥にとってネズミはご馳走なので絶対に一緒の部屋で飼ってはいけません。

ペットとして飼っている鳥は定期的に放鳥をして運動させる必要があります。

違う部屋で飼っていてもうっかりモルモットがいる部屋に飛んでいってしまい最悪の事態にならないように注意してください。

魚類

ざっくり結論

一緒の部屋で飼ってOK

モルモットと魚は他の動物と一緒に飼う上で1番オススメです。というのも同じ部屋にいてもお互いの生活に全く接点がないんですよね。

ただ注意事項が4つあるので念のため挙げさせていただきます。

  • 水槽を床に直置きしない
  • 水槽とモルモットのケージは距離をあけておく
  • 魚に使う設備はなるべく静かな物を使う
  • 魚のエサが床に落ちていないか気をつける
水槽を床に直置きしない
水槽のフタなしで直置きしているとモルモットが水槽に飛び乗って溺れる可能性があります。
なので水槽は台の上に乗せてモルモットの届かない場所に設置してください。
水槽とモルモットのケージは距離をあけておく
地震や何かしらの影響で水槽が倒れた際にモルモットが下にいると危険です。
そのため水槽とモルモットのケージはある程度の距離をとっておくことをオススメします。
魚に使う設備はなるべく静かな物を使う
魚を飼育する時はろ過フィルターやエアーポンプ(ぶくぶく)が必要になりますが、ブーンという音が永続的に鳴るのでそれがモルモットにとってストレスの原因になる場合があります
そういった設備はなるべく音の小さい物を選んであげましょう。
魚のエサが床に落ちていないか気をつける
モルモットは嗅覚が良く、好奇心もあるので落ちているものに対して興味を持ちます。
もし魚のエサが床に落ちているとそれをモルモットが食べてしまう可能性があるので注意してください。

注意事項はありますが、やはり他の動物に比べると一緒に飼うことに関しては1番オススメと言えるでしょう。

爬虫類

苦手な方もいるかと思いますので写真はあえて控えさせていただきます。

ざっくり結論

ヤモリのような小さいサイズの場合は一緒の部屋でも飼えるが、ヘビのような大きな爬虫類は違う部屋でも飼わない方がいい

爬虫類と言ってもヤモリのような小さい生き物やヘビのようなモルモットを捕食対象にする生き物もいます。

それこそヤモリの場合でなら専用のケージ内で温度調節したり食事をすることがほとんどだと思うので一緒の部屋で飼っても問題ないでしょう。

逆にヘビはかなり危険です。モルモットは完全に食べられる側なのでヘビの姿が見えるだけでも大きなストレスを抱えてしまいます。

そのためまだ飼っていない場合は飼わないようにしてください。

もしすでに飼っている場合は違う部屋で飼育することが絶対条件になります。

さらに違う部屋で飼っていてもヘビは

  • 人間の指1本分のスキマがあればすり抜けられる
  • 見た目の割に力がかなり強くレンガやおもり程度なら簡単にどかすことができる

というように油断禁物です。

ヘビがスルスルと抜けて脱走してモルモットの部屋に侵入したら終わりなので厳重に脱走対策をしてください。

昆虫

苦手な方もいるかと思いますので写真はあえて控えさせていただきます。

ざっくり結論

脱走さえ注意しておけば一緒の部屋で飼っても問題なし

昆虫は基本的にはモルモットと同じ部屋で飼っても特に問題はありません。

ただ脱走してお互いが対面することのないようにだけ注意してください。

おわりに

今回はモルモットと他の動物は一緒に飼えるかどうかについて紹介させていただきました。

辛口評価かもしれませんが、モルモットはもちろん、他の動物にとっても快適に暮らしてほしいという思いから、ほとんどの動物は一緒に飼わないほうが良いというのが結論です。

はじめの方でお伝えしたようにYouTubeやSNSでモルモットと他の動物が仲良さそうにしている動画がありますが、あれはごく稀な話です。

違う部屋でなら一緒に飼える生き物でも、モルモットと他の動物の習性を把握して、万が一の悲しいことが起こらないように対策をしておきましょう。

-お迎え準備, 飼い方実践