ついにモルモットがおうちにやってきた!
そう思ってワクワクしていたのもつかの間、モルモットがカゲに身を潜めてずっと警戒している、それどころかまともにご飯も食べないし水も飲まない!
これはモルモットをお迎えして間もない頃のあるあるです。

とはいえ心配で仕方がないし、あまり覗き込みすぎるのも余計怖がらせるしどうしたらいいかわからないですよね。
今回はそんな方のためにお迎えしてから間もない時のモルモットのお世話と接し方について実際にモルモットを飼っている経験を元に解説していきたいと思います。
ざっくり結論
最初に結論を出しておくと、心配と可愛さで、かまいたい気持ちはわかりますが、飼い始めのモルモットは特に警戒心が強い状態なのでエサと水を用意してあげて部屋を暗くし、そっとしておいてあげるのがベストです。

モルモットのお迎え初日に知っておきたいこと

モルモットのお迎え初日は、「焦らない」ことが大切です。

「大丈夫かな」とついついのぞきこんじゃう気持ちはめちゃくちゃわかります。
モルモットはもともと警戒心が強く、環境の変化に敏感な動物です。そのため、お迎え初日は次のような様子を見せることがあります。
お迎え初日のモルモット
- 隠れ家から出てこない
- ご飯を食べていないように見える
- 水を飲んでいないように見える
- ほとんど動かない
- 人が近づくと固まる
こうした様子を見ると心配になりますが、まずは新しい環境に慣れるための時間が必要だと考えてあげましょう。
私のモルモットも、お迎えしたばかりの頃はかなり緊張していて、最初は「ちゃんと生活できるかな?」と不安になりましたが、「最初はそういうもの」と割り切っておくことが今振り返ってみれば大切だなと感じています。

お迎え初日に一番大切なのは、仲良くなることよりも、この家は安全だと感じてもらうことです。
モルモットのお迎え初日から数日間でやること

モルモットのお迎え初日から数日間でやることは次の通りです。
- 部屋を真っ暗にする
- 牧草・ペレット・水をすぐに用意する
- 隠れ家を用意する
- 温度管理をして過ごしやすい環境を作る
- 部屋を静かにしてそっと見守る

順番に解説していきます。
部屋を真っ暗にする

私がモルモットを飼い始めてすぐのときに一番モルモットが活発に動いてくれたのは部屋を真っ暗にすることでした。
「真っ暗だとなにも見えないじゃん」と思われるかもしれませんが、モルモットは元々夜行性なので真っ暗でも見えていますし、できるだけ暗いほうが安心できるんです。
実際に我が家のモルモットは、部屋の電気を消すと今まで隠れていたのがウソのようにハウスから飛び出して意気揚々と探索を始めていました笑
「ホントは牧草を食べたい」「水を飲みたい」と思っていても、部屋が明るいと怖がって、ハウスから一歩も出てきません。

慣れたら明るい場所でも足を投げ出して寝るようになりますが笑
最初のうちは、「部屋が真っ暗=モルモットが活動できる環境」と思っておくくらいでちょうど良いと思います。
牧草・ペレット・水をすぐに用意する
モルモットをお迎えしたら、まずはケージに牧草・ペレット・水を用意しましょう。
特に牧草は、いつでも食べられるようにたっぷり入れておくのがオススメです。
できれば同じ食べ物を
ペットショップやブリーダーさんのところで食べていたものと同じペレットがわかるなら、最初はなるべく同じものを用意してあげると安心しやすいです。
水も新鮮なものを入れておきましょう。

お迎え初日から1か月くらいまではハウスの中に牧草を入れてあげるのもオススメです。
お迎えしてすぐのモルモットは人がいる前で食べたり飲んだりする姿は見せません。
言い方はめちゃくちゃ悪いですが、最初のうちはモルモットにとって人間は怖い存在でしかないので、できればモルモットがいる部屋から離れてあげるのがオススメです。

不安だしでも可愛いしで、じーっと見たくなる気持ちはホントによくわかるんですけどね。
隠れ家を用意する
お迎え初日のモルモットには、安心して身を隠せる場所がとても大切です。
モルモットは不安を感じると、狭くて落ち着ける場所に入りたがります。そのため、ケージの中にはハウスやトンネルなど、隠れられる場所を必ず用意してあげましょう。

「せっかくお迎えしたのに姿が見えないのは寂しい…」と思うかもしれませんが、隠れられる環境がある方が、結果的に早く慣れやすくなることが多いです。
部屋を静かにしてそっと見守る
お迎え初日は、できるだけ静かな部屋で過ごさせるのがおすすめです。
- 大きな声で話す
- テレビの音を大きくする
- 何度ものぞき込む
- 家族みんなで代わる代わる見に行く
こういったことは、モルモットにとってかなりのストレスになることがあります。
かわいくて気になってしまう気持ちはすごくわかりますが、お迎え初日こそそっとしておくことが大切です。

お世話以外は干渉せず、静かに過ごせるようにあえて距離を取ってあげましょう。
温度管理をして過ごしやすい環境を作る

お迎え初日からずっと言えることですが、温度管理にも気を配りましょう。
環境の変化だけでも大きなストレスなのに、暑すぎたり寒すぎたりすると、さらに落ち着きにくくなります。
モルモットが少しでも安心できるように、部屋の温度を安定させましょう。

エアコンの付けっぱなしは必須です。
モルモットのお迎え初日にやってはいけないこと

逆にモルモットのお迎え初日にやってはいけないことは次の通りです。
お迎え初日のNG行為
- 抱っこをする
- 無理にハウスから出す
- じっと見つめる
- 急に動いたり大きな音を立てる
抱っこをする
お迎え初日にやりがちなのが、すぐに抱っこしてしまうことです。
気持ちは半端じゃないくらいわかります。あまりにも可愛すぎて抱っこしたくなるんですよね。

ただ今後、モルモットと仲良くなるためにもここはグッと我慢してください。
お迎えして間もないモルモットにとっては、周りは恐怖だらけ。
そんな中でいきなり抱っこされるとより怖がらせてしまいます。
小動物は、持ち上げられる=食べられる、なので余計に怖く感じます。

まずは「触れ合うこと」よりも、「無害な人」と思ってもらうことを優先しましょう。
無理にハウスから出す
モルモットがハウスにこもっていると、「出てきてほしいなあ」「姿を見せてよー」と思ってしまいがち。
ですが無理にハウスから出そうとするのは絶対NGです。

安心できる場所まで奪ってしまうことになります。
隠れているのは、それだけまだ緊張している証拠。

自分から出てくるまで待ってあげることも飼い主としての役目です。
じっと見つめる

気になって何度も様子を見たくなりますが、モルモットからすると、上からのぞき込まれるだけでも警戒しやすいです。
「ちゃんと元気かな?」と心配になる気持ちはわかりますが、お迎え初日はあえて見ないことも大切です。

じっと見つめる行為は動物同士だと威嚇になるので、そういった意味でも極力見ないようにしてあげましょう。
急に動いたり大きな音を立てる
モルモットは音や動きにも敏感です。
- ドアを強く閉める
- ケージの近くでバタバタ動く
- 大きな声を出す
- テレビや音楽の音が大きい
こういった刺激は、お迎え直後のモルモットにとってかなり負担になりやすいです。

できれば普段の生活音もいつもより小さくする意識をもってあげましょう。
モルモットのお迎え初日から1週間の接し方と掃除のコツ

お迎え初日だけでなく、その後1週間くらいもゆっくり距離を縮める意識が大切です。
お迎えから一週間くらいは、まだ緊張していることがほとんどです。
この時期は、
- 牧草やペレットの追加
- 水の交換
- 掃除
といった最低限のお世話だけで、あとはそっとしておいてください。

飼い主側もまだ掃除に慣れていないため難しいところではありますが、できるだけササッと掃除をしてあげましょう。
モルモットはどこにいてもらう?
実際に飼い始めて間もない頃の掃除で困ったのが、モルモットをケージの外に出したり戻したりすることです。
ササッと掃除を終わらせてあげたいけど、ケージからモルモットを出そうにも戻そうにも怖がって逃げまくるからどうすればいいかわからなくなるんですよね。

ではどうすれば良いのかというとあらかじめ掃除の際に一旦入ってもらう用のハウスを用意しておくことです。
そうすることで掃除を始めるときに予備のハウスを近づけた状態でメインのハウスを取るとモルモットは自然と予備のハウスの中に入りますし、掃除が終わったら少し強引ではありますが、予備のハウスを傾けると自然とメインのハウスに戻ってくれます。
飼い主としても強引に捕まえようとして嫌われるということを防ぐことができるので一石二鳥。

掃除のために一旦入ってもらう用のハウスは「チモシーのおうち」のように底があるタイプがオススメです。
少しずつ慣れてくると、
- 隠れ家から出てくる時間が増える
- 人がいても牧草を食べる
- ケージ内を歩き回る
- 音に対して前ほど過敏でなくなる
といった変化が出てきます。
こうしたサインが見えてきたら、少しずつ距離が縮まってきている証拠。

最初から慣れてくれるのも嬉しいですが、徐々に信頼関係が積み上がっていくのもめちゃくちゃ嬉しいものです。
モルモットが慣れてきたらどうすればいい?

モルモットは環境に慣れてきて美味しいものをくれるとわかるとキュイキュイ鳴いたりケージから身を乗り出して早くちょうだいと言わんばかりのボディーランゲージをしてくるようになります。
名前を呼んでみたり、撫でてみて、嫌がったり目を見開いて怖がっていなければ少しづつスキンシップも増やしていきましょう。
ちなみになついてもらうには野菜を与えるのが一番効果的です。
野菜の与えすぎには注意しつつ、モルモットともっと仲良くなれるように手から野菜を与えてみてください。

飼い主の匂いが近づくと良いことが起きると思ってもらえるようになるとより一層なついてくれるようになりますよ。
モルモットは臆病だからこそ、お迎え初日はそっと見守ることが大切

モルモットはとても臆病な生き物です。
モルモットの歴史
もともとモルモットの祖先は、天敵から身を守るために森や高山で穴を掘り、5匹〜10匹ほどで群れになって暮らしていたといわれています。また、外敵に見つからないよう夜に活動していたことからも、警戒心の強い性格になったと考えられます。
実際、物が落ちた音や外を走るトラックの音にも敏感に反応して、すぐにハウスや物陰に隠れてしまうほど怖がりです。
特にお迎えして間もない頃はその傾向が強く、飼い主が少し動いただけでもハウスに一直線、ということも珍しくありません。

そんな怖がりなモルモットが、知らない人に知らない場所へ連れてこられたら、怖がったりするのはある意味当然ですね。
だからこそ、お迎え初日は無理に仲良くなろうとするよりも、まずは「ここは安全な場所なんだ」と感じてもらうことが何より大切。
- 牧草やペレット
- 水
- 隠れ家
- 温度
などを整え、できるだけ暗く静かな環境にしてあげましょう。
お迎えして間もない時期は、たとえ丁寧に飼育していてもモルモットから警戒されます。

最初は距離を感じて少し寂しく思うかもしれませんが、徐々に信頼してくれるようになるので落ち込まないようにしてくださいね。